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浄水器の種類 |
浄水器にも様々な種類があります。
・活性炭方式
・中空糸膜、活性炭方式
・セラミック、活性炭方式
・逆浸透膜、活性炭方式
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活性炭方式 |
活性炭とは木材、石炭、椰子などを高熱で蒸し焼きにした炭です。微細な穴が無数に開いていて、その無数の穴にカルキ臭などが吸収するのです。ただ、残留塩素は取り除かれますが、バクテリアや赤サビなどには効果がなく、トリハロメタン、トリクロロエチレンなどの有害な塩素化合物へも使いはじめしか効果がありません。カートリッジの寿命に従って効果は薄れていくのです。カートリッジにお湯を通してしまうと最悪です。活性炭に吸収されていた塩素などが溶け出してしまう恐れがあるのです。
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中空糸膜、活性炭方式 |
中空糸膜は細いストローを束ねたような繊維です。まず活性炭を通り、中空糸膜でろ過するという仕組みです。活性炭では効果がなかったバクテリアや赤カビなどにも効果があります。ただ、中空糸膜はトリハロメタンなどを除去することが出来ないため、トリハロメタンの除去は活性炭に頼っています。つまり、活性炭方式と同様、使いはじめしか効果がないのです。また、目詰まりが激しいので、蛇口から一度に出てくる水の量も少なくなってしまいます。頻繁にカートリッジを交換する必要があります。
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セラミック、活性炭方式 |
セラミックは、陶器と同じような素材で、表面に多数の穴が開いています。活性炭と同じような効果があり、汚れや臭いを除いてくれます。また、中空糸膜のように目詰まりすることも少ないです。しかし、セラミックの品質には様々ですし、トリハロメタンなどへの効果も活性炭方式と同様です。
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逆浸透膜、活性炭方式 |
逆浸透膜は、中空糸膜の穴より更に細かい微細な穴を持った膜で、水の分子だけを通します。ですからカビ臭やサビ、トリハロメタンなどの汚染物質にも効果があります。
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